ステロイド剤の副作用について考える前に、まず、ステロイドとはいったいどういうのもなのかということについて理解をしておく必要があります。
ステロイドとは、腎臓の上部にある副腎という臓器の外側の部分である皮質と呼ばれているところで作られるホルモンのことです。そのために、副腎皮質ホルモンとも呼ばれています。
普通の状態でも常に体内で作られています。そして、体に対するさまざまなストレスに対処するなど、生きていくうえでとても重要な働きをしています。
このホルモンのうち、糖質コルチコイドという成分を化学合成したものをステロイド剤といい、治療に用いているのです。
このステロイド剤は、膠原病の治療においてもっとも効果があります。膠原病とは、細胞と細胞を結びつける組織に炎症が起きる病気の総称で、関節や筋肉に痛みやこわばりを感じたり、免疫の異常が見られたり、細胞の結合組織に炎症による病変が起きたりといった諸症状が見られます。
膠原病のもっとも代表的な病気は、慢性関節リュウマチです。他にも、全身性エリテマトーデス、強皮症、皮膚筋炎、多発性筋炎などがこの膠原病に含まれます。
ステロイド剤はこのように膠原病の治療において最も効果を発揮しますが、他にも私のようなアトピーの治療にも使われます。いずれの場合も、炎症を鎮めるという効果が期待できることからステロイド剤が使われるのです。
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