ステロイド外用剤を使用する際に悩むのが軟膏を使ったらいいのか、それともクリームの方がいいのかということです。

一般的に、製品名が同じ場合、軟膏とクリームに含有されている主要成分と濃度はまったく同じです。それでは、何が違うのでしょうか。実は軟膏やクリームを作るための基剤の性質が違っているのです。通常は、軟膏剤は患部が乾燥傾向の強いときに使用し、クリームは患部がぐちゅぐちゅした湿潤性の場合に効果的です。

軟膏剤の特徴は皮膚軟化作用に優れており、持続した保湿性があります。ただ、べたつきがあるために塗ったあとは患部をガーゼでおおい、その上から包帯をする必要が生じる場合があることです。息子の場合も腕に軟膏剤を塗った後はガーゼと包帯を使用します。一晩そのままにしておけば翌日ははずしても大丈夫なのです。

クリーム剤は主要成分の吸収がよく、べたつきがありません。そのために湿潤性の患部にすりこむことでさらに主要成分が患部にいきわたり、べたつき感がないので、肌にも良いのです。

また、頭部やわきの下といった部位には軟膏ですとべたつきが出ますので、クリームやローションを塗るようにしましょう。娘の場合はとくに頭部にアトピーができやすいので、お風呂上りにローションを頭皮にすりこむようにしています。



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